体験的な学び(直接体験)
2024年6月21日 11時17分文部科学省は、体験活動を以下の3つに分けています。
①対象となる実物に実際に関わっていく「直接体験」
②インターネットやテレビ等を介して感覚的に学びとる「間接体験」
③シミュレーションや模型等を通じて模擬的に学ぶ「擬似体験」
それぞれの体験にメリットがありますが、重視されているのは、ヒト・モノや実社会に実際に触れ、かかわり合う「直接体験」です。学校の中には、直接体験をする場面、準備や仕掛けがたくさんあります。
〇プール〇
1年生は初めてのプール。入水の仕方、水遊び(ダッシュ、宝探し)など、プールの水を直接体験
〇調理実習(6年生の野菜炒め)〇
具材を洗う→切る→炒める→盛り付ける→食べる→片付ける・・・などの直接体験
〇観察(3年生理科 モンシロチョウの幼虫)〇
卵→幼虫→さなぎ→成虫という昆虫の成長過程を自身の目で観察
〇観察(5年生理科 メダカの成長)〇
卵→稚魚→成魚という成長過程を自身の目で観察
修学旅行、大洲青少年交流の家利用活動、遠足も「直接体験」ができる場です。体験活動は、豊かな人間性、自ら学び、自ら考える力などの生きる力の基盤、子どもの成長の糧としての役割が期待されています。これからも、「直接体験」を中心に、様々な体験活動を実施していきます。
今日は、参観日。いつもよりもちょっと気合いが入り、いつもよりもちょっと良い子になって授業に臨む児童の姿を見ると、たくさんの人に注目されながら勉強するという直接体験も大切だと思いました。
〇疑似体験「心肺蘇生法講習会」〇
7月22日~8月9日の平日の午後にプールを開放します。延べ人数60名の保護者の方々が、監視・監督をしてくださいます。ありがとうございます。
参観授業の後、宇和島消防署津島分署から講師を招いて、心肺蘇生法講習会を実施しました。
人工呼吸、心臓マッサージ、AEDの使用方法などの講習を受けることを通して、万が一の場合に対応できる知識と技術を身に着けることの大切さを再認識しました。
○PTA防災特別委員会〇
心肺蘇生法講習会の後、PTA防災特別委員会がありました。アンケート調査の結果を基にして、第2避難場所にある防災倉庫の中に、さらに何を入れればよいかを話し合いました。
〇みんなのことを考えて〇
昼休みに「ブランコの下に水たまりがあるので、今から埋めていいですか?」と6年生の児童が言いに来ました。「今は使っている人がいるので、放課後だったらいいよ。」と返しました。放課後・・・
みんなのことを考えて、自主的に活動できる岩松っ子。すばらしいですね。