自然科学教室
2025年9月20日 14時00分9月20日に成川渓谷で第762回自然科学教室が開催され、8人の岩松っ子が参加しました。
今回は、成川渓谷の地質、岩石、植物について学習しました。
今まで見た事がない「きのこ」発見。盛り上がりました!
①成川渓谷の地質。ここでは、マグマが冷えて固まった地質のところと、以前からあった山の地質の境目があり、その違いを観察することができました。
○マグマが冷えてできた花崗岩のところ○
○以前からあった山のところ○
②社会生活とのつながり。お祝いのお包の袋を飾る「水引」は「ミズヒキ(水引草)」という植物が元になっています。ミズヒキの観察をすることができました。小さな花です。開花している時は白と赤なのですが、閉じている時は赤しか見えません。子供ってすごいですね。咲いている花を見つけるのです。
③文学とのつながり。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。」平家物語の最初のところです。その沙羅の木がありました。
④歴史とのつながり。アブラギリの実がたくさん落ちていました。この実から取れる油は、江戸時代には番傘や漆器のつや出しとして使われました。毒があるので、食用になりません。
自然は生活と様々な面でつながっていることを学んだ岩松っ子です。