岩松小学校自慢写真コンテスト 岩松の町並み写真コンテスト
2025年11月27日 09時30分総合的な学習の時間に4年生が取り組んだ「岩松小学校自慢写真コンテスト」と、6年生が取り組んだ「岩松の町並み写真コンテスト」の結果をいただきました。賞の選考をしていただいた宇和島市シティーセールスアドバイザーの徳山大毅さんから、以下のようなコメントをいただきました。
「写真」の良し悪しだけを見て、それぞれの学年の受賞作品を選考しました。オリンピックと同様8位までを入賞として、
・グランプリ 1名
・準グランプリ 2名
・ショートリスト(入選) 5名
とし、それぞれにコメントも記載しました。それぞれのグランプリ作品は完全に大人顔負けの秀作でした。たくさんほめてあげてください!
特に6年生はショートリスト入りに甲乙つけがたい作品も他に数点ありましたが、入賞枠を拡大するのではなく、あえて枠内と枠外との線引きをおこないましたこと、申し添えます。
それでは、グランプリを発表します。作品についてのコメントもいただいています。御覧ください。
4年生グランプリ
完成度がとても高い「写真作品」です。もう完全に、大人顔負けです。水平と垂直をしっかり取り、日の丸構図と二分割構図を組み合わせて写真そのものを安定させています。そのような写真撮影での大切な基本を押さえたうえで、手前にボケの草の葉、中位に上から垂れ下がる木の葉、奥に石垣と木々の緑を配置して奥行きを感じさせつつ、その中心にぽっかりと光のあたる空間を生み出して、作中の主人公の表情やしぐさを引き立たせています。まるで主人公が森のなかの虫や植物たちと会話をしているような「物語」を想像させられます。
6年生グランプリ
光と影と色とそこにあるモノたちを最大限に活かした、完成度のとても高い「写真作品」です。大人をゆうに超える秀逸さがあります。水平と垂直の基本はもちろん、中心となるステンドグラスの照明をあえてほんの少し中心からずらし、左奥には棚の取っ手をぽつんと浮かび上がらせることで奥行き感を構成しながら、その暗い余白のなかに、床に落ちる光と影のさまざまな濃淡や形、漏れ出る光によってかすかに存在を認められるモノたちを取り込む視点。ただ単に美しいというだけではない、ここに確かにある、人の静かな息遣いや温度感がしっとりと醸し出されています。
岩松っ子の持つセンスと感性に脱帽ですね。今回のグランプリ写真、準グランプリ写真、ショートリスト(入賞)の作品は、フォトギャラリーで紹介します。写真をクリックすると拡大される仕組みになっています。じっくり御覧ください。