自然科学教室
2025年5月13日 09時41分愛媛県下には、各市の教職員が中心となって開催する「自然科学教室」という活動があります。宇和島自然科学教室は今年で創立65周年(?)です。長い歴史のある活動です。
第759回自然科学教室が、5/10(日)に宇和島市自然科学教室が明倫小学校で開催されました。今回の教室に岩松っ子が10人参加しました。
○「ミエル1ミリ」を使って色々なものを見よう○
タブレット端末を使って、各自がミジンコの観察し動画と画像で記録しました。大きさ約1mmのミジンコが、端末のカメラレンズに「ミエル1ミリ」を取り付けると、教育番組で見るような映像で見ることができていました。
「少しかわいい。」と言う女子児童の声。ミジンコの生態も詳しく教えていただきました。
○万華鏡を作ろう○
紙コップ、セロハン、偏光板を使ってオリジナル万華鏡を作りました。
重ねたコップの間にセロハンを入れて覗くと・・・
オリジナル万華鏡が完成しました。細かい色セロハンを入れるとどのように見えるのかなど、さらに研究をするのも楽しいですね。発展学習が期待できます。
○「ミエル1ミリ」で砂を見てみよう○
ミエル1ミリを使って「海の砂」と「火山灰」を観察し特徴を把握します。そして、「運動場の砂は、海の砂と火山灰とどっちに近いの?」という学習課題を考えます。

観察する火山灰は、鹿児島県の「桜島」のものです。サラッとすごい出会いができるのが、自然科学教室です。(黒い粒が桜島の火山灰)
この後、明倫小学校の運動場の砂を「ミエル1ミリ」で観察した結果を基に考察して学習課題を解決しました。答えは、参加したメンバーが知っています。
今回の自然科学教室は、生物学、物理学、地質学の学びを体験しました。体験する学びには、以下のメリットがあります。
①より深い知識を得て忘れにくい。
②学びへの興味や意欲が高まる。
③思考力や問題解決能力が養われる。
④実社会とのつながりを感じることができる。
岩松小学校は、総合的な学習で、「岩松川の水生生物」「福祉」「防災・減災学習」「平和」「人権」「ふるさとの誇り発信」などで専門家の協力を得ながらな体験学習を進めていきます。ふるさとを愛し、共に学び、未来を開く岩松の子どもを育てるために力を尽くしますので、御協力をお願いします。