出前講座(5年生 高血圧予防)
2025年10月3日 10時00分5年生が講師の方を招いて、10/2(木)に「高血圧予防」について学習しました。
なぜ、今回の健康教育を実施したのでしょう。下に示すデータを御覧ください。市役所保険健康課から、高血圧予防について、小学生のうちに学習をさせたいという要望があったからなのです。
保健師と栄養士の方に「血圧」と「塩分」の関係、高血圧の予防について教えていただきました。
まずは、自分の状態を把握。血圧が120/70mmHgの間にあったかな?
動脈硬化が起こると血管が裂けてしまいます。実験器具を使って実際に見てみると、血管が裂けて赤い血が噴き出る様子が分かりました。
この後、血圧と高血圧、生活習慣病にかからないようにして心臓を守ることについて学びます。子供の頃からの良い生活習慣「食事」「運動」「睡眠」が大切です。そして、血圧が高くならないようするためには、以下の5つに気をつけることが必要です。
今回は「減塩」の必要性を学び、食事について考えます。
さあ、自分たちが考えたメニューの塩分量の発表です。一体どのような結果になったのでしょうか?
このグループは、1日で13.7gの食塩を摂取
このグループは、1日で19.1gの食塩を摂取
※これにおやつが加わると、更に塩分を体の中に入れることになりますね。
1日にとってもよい塩分の量は、下の表になります。
成人男性 | 1日7.5g |
成人女性 | 1日6.5g |
子ども | 1日6.0g |
栄養を考えて一生懸命考えた献立なのに、塩分が多いことが分かりました。塩分を少なくするためには以下の5つを心掛ける必要があります。
味付けごはんばかりにしない。 |
スープは全部飲まない。 |
しょうゆ、ソースは少しつける。 |
野菜をしっかり食べる。 |
給食の味付けを参考にする。 |
未来の自分は、今作られている。日々の食事の積み重ねが、未来の自分を作っている。これからの食生活をしっかりと考えることができた5年生です。