R6岩松小学校日記

　朝掃除の時間に、緊急地震速報を流して地震・津波を想定した避難訓練をしました。児童には知らせずに抜き打ちでの実施です。

今回の避難訓練のねらいは以下の４つです。

①地震や津波発生時に必要な知識を身に付ける。

②自ら考えて迅速かつ安全に避難する。

③避難経路と避難場所（垂直避難）を確実に把握する。

④児童の様子を観察し、的確な避難ができるように事後指導をする。

　今回は、震源地を日向灘と想定して訓練をしました。2022年３月に行われた政府の調査では、今後30年以内に日向灘でマグニチュード７～7.5の大地震が起こる確率は80％程度と結論付けられています。津波の到達時間は12分後に岩松港に20㎝と想定されています。津波はひざ下の20～30㎝でも、成人は歩行が困難になり、子供、高齢者やけがをしている人は流されます。20㎝といっても安心できません。児童の安全を確認した後、すぐに校舎の屋上に垂直避難をする訓練をしました。20～30㎝の津波の威力が実際どのくらいのものなのか、動画を御覧ください。（児童のタブレットでは制限がかかって見られません。）

津波の恐ろしさをアナウンサーが体験【文字をクリック（タップ）すると見られます。】

　岩松小学校は、ミニ避難訓練での地震発生時、一次避難場所への移動、二次避難場所（垂直避難場所）への移動などの児童の様子や指示を検証し、更なる児童の安全確保に努めます。