手つなぎ防災ひろば
2025年9月30日 15時45分日本赤十字社愛媛県支部から講師をお迎えして、5年生が防災の学習をしました。
地震や大雨による災害に備えて、「炊き出し体験」「家の中の安全対策」「避難用持ち出し袋」「応急手当て」などを学び、防災力の向上を図るためです。
まずは、炊き出し体験の準備です。ハイゼックス炊飯袋にお米を入れて炊きます。炊き上がった米に、レトルトのカレー、牛丼、親子丼などをかけて食べるのです。食事の様子は、後で紹介します。
○おうちのキケン○
1日24時間のうち、3分の2は家で過ごしています。災害に遭う可能性は、学校よりも家にいるときの方が高いことを確認しました。
家具を固定していないとどんなことが起こってしまうのかを映像で確認しました。就寝中に地震。家具が寝ている人の上に・・・。対策が必要なことをしっかりと認識することができました。
いつも家族が一緒にいるわけではありません。安否確認の方法を、各家庭で決めておくことの大切さも教えていただきました。
○炊き出し体験○
ハイゼックス炊飯袋で炊いた米と、レトルトを受け取って教室へ。スープも用意していただきました。
あったかいご飯に、「カレー」「親子丼」「牛丼」「豚玉丼」の中から一つ選んでかけて食べます。熱々のスープ付きです。いつもの給食とはちょっと違いますが、おいしくいただきました。
○災害シミュレーション(グループワーク)○
巨大地震発生。さあ、トランクの中に何を入れて避難する?制限時間は190秒。様々な意見が飛び交います。
ちなみに、あるグループはこのようなものが必要だと考えました。
避難所には、避難してきた全ての人に配れるものが準備されているとは限りません。各家庭やその人によって必要なものは変わってきます。正解は一つではないのですね。
次のグループワークは、ホームページ制作者は初めて見ました。グループ全員で協力して、一生懸命に絵を描きます。どの班も頑張りました。(この活動のねらいは?)
このグループワークは、みんなで協力して助け合うことの大切さを体感することがねらいです。避難所は、集団生活の場です。ルールを守るということが大切です。これは、学校生活でも同じことが言えますね。
○応急手当て○
三角巾を使って包帯を作り、さまざまな場面で使う練習をします。
毛布を使って人を運ぶ方法も教えていただきました。
たくさんのことを学ぶことができました。5年生はこれから、防災事前復興教育を進めていきます。今日の学習を生かして、これからの学習も頑張りましょう。
※この学習の様子は、10月1日のUCATニュースで放送されます。